2020年 印象に残ったお酒
みなさまこんばんは。2020年大晦日いかがお過ごしでしょうか。早いもので今年もあっという間に一年が過ぎ去ってしまいました。言わずもがな、この一年は新型コロナウィルスに振り回された年だったと思います。
さて、年末ということで今年もこの一年間で飲んできた日本酒の中で、個人的に印象に残ったお酒を月ごとにピックアップして振り返ってみたいと思います。
まずは1月から
今年の1月はいいお酒が多かったですね。まずは十四代の角新本丸。これは言わずもがな、旨い一本でした。また森嶋の純米吟醸 山田錦も良かったですね。そしてソガペのヌメロシス。天啓のフィネスはまた味わえることができるのでしょうか。
続いて2月
2月に飲んだ中では、今月もやはり十四代。十四代 槽垂れ 原酒 生酒はフレッシュなバランスの異次元レベル。それと花陽浴 純米大吟醸 山田錦 おりがらみ。一升瓶で7200円という、やや高価格帯のレンジですがこれは味わなくてはわからない魅力があります。
3月は今年かなりブレイクしたと言っても過言ではない、光栄菊 SNOW CRESCENT ですかね。光栄菊は今年、新酒のSNOW CRESCENTも頂いています。
4月はそこまで良い印象に残ったお酒はない感じではないのですが、信州亀齢 純米吟醸 山恵錦
は良い印象が残っていますね。
5月は十四代 純米大吟醸 超特撰 。
6月はつい先日お家騒動があった澤屋まつもとの澤屋まつもと守破離混醸ですね。兵庫県東条山田錦&岡山県赤磐雄町&兵庫県東条産愛山のMIX。それと武勇 特別本醸造 山田錦 壜火入れの小川酵母仕込みですね。まさに楽器正宗を意識いた「アル添でこの味わいでこの価格」を表した一本。
7月は金雀 純米吟醸50。初めて頂いた金雀。これは良かったですね。まったくノーマークだったのですが、やられました。まさに山口県の隠れ銘酒。
8月は中乗りさん80と井ノ頭 純米 無濾過生 ですかね。木曽谷と伊那谷の地酒です。こちらは今年8月に木曽福島、伊那谷に行った際に蔵元で購入した2銘柄。私の住む地域では取り扱いがない、地酒。
9月はよこやまSILVERひやおろしと田酒 貴醸酒です。よこやまSILVERは昨年も頂いており、今年も裏ぎられることなく旨かったです。そして新発売の田酒 貴醸酒です。これはしてやられた一本。正直これ反則じゃね?とも思わせる味わいでした。
10月は金雀 秋上がりですね。今年のひやおろしでは先月のよこやまSILVERとこの金雀 秋上がりが群を抜いて好みな味わいでした。
11月は新酒ラッシュで、田酒、よこやまの生酒に而今のにごりと魅力的なお酒がたくさんあったのですが、今年は宗玄 本醸造にごり酒がかなり印象的でした。
今年はにごり酒でも、とりわけ而今のにごり酒を筆頭に 仙禽のゆきだるま 廣戸川のにごりの三本がSNS中心にヒットした印象でした。これらに引きずられていくかのように、ささまさむねや山形正宗のうすにごり酒も散見されました。
ラスト12月は大七 熟成にごり。12月は十四代、而今、冩楽に天美や光栄菊など、それこそ今の日本酒のトレンドを牽引するような銘柄を飲んでいたのですが、やはりこの大七熟成にごりはすばらしかった。にごり酒に関しては来年もこの大七と宗玄のにごりは頂きたい銘柄。
この一年で何となく好みや嗜好が変わってきたかな、といった感じ。このブログを無窮天穏の島系78号を上燗の平皿で頂いているのですが「くぅ~」と唸らせるほど旨いですね。「旨い酒」を飲みたい欲求は変わらずあるので、今後も特定銘柄にこだわらず幅広く飲んでいきたいですね。
みなさまどうも一年間ありがとうございました。こんな些末な日本酒ブログながらお読みいただき感謝致します。来年もこんな感じで飲んでみたいお酒をざっくばらんに取り上げていこうかと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
では酔いお年をお迎え下さい。
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